dockerコンテナのtomcatにEclipseからリモートデバッグする

タイトルの通りです。 複数プロジェクト、複数システム開発してるとtomcatもいろんなバージョンが必要になります。 ローカルマシンのJREバージョンとかに依存せず、さくっとtomcatを動作させられるといいですよね。

Eclipseからは「リモートデバッグ」を利用することで、案外簡単に実現できました。

やり方

tomcatをdockerコンテナで起動

JavaプロジェクトをMavenで作成しているので、[プロジェクトroot]/targettomcat/usr/local/tomcat/webappsマッピングしてdockerコンテナのtomcatを起動します。 そうすると、[プロジェクトroot]/targetに作成されるwarが自動でtomcatにデプロイされます。

-vでvolumeマウントしている部分をwarの出力先に変更すればお好みのフォルダ構成で利用できます。

cd [プロジェクトroot]/target
docker run --rm -it -p 8000:8000 -p 8080:8080 -v `pwd`:/usr/local/tomcat/webapps tomcat:8.5 catalina.sh jpda run

たったこれだけ。

Eclipseでリモートデバッグ

ソースを修正したら、mavenのビルドを実行。すると[プロジェクトroot]/targetにwarができます。 デバッグの実行としては、デバッグの構成で以下を構成し実行するだけ。

  • デバッグ構成
    • プロジェクト:対象のJavaプロジェクト
    • 接続タイプ:標準(ソケット接続)
    • ホスト:localhost
    • ポート:8080

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